キャリア管理をClaudeのエージェントスキルで効率化している話
目次
目次
やっていること
Claudeのエージェントスキルを使って、キャリア関連の情報整理を効率化している。具体的には2つのスキルを作った。
- 人事評価として業務実績を整理するスキル — 半年〜1年の業務内容を振り返って、評価に必要な形式でまとめる
- 職務経歴書に反映・更新するスキル — 整理した評価内容をもとに、職務経歴書をブラッシュアップする
企業勤めだと年に1、2回くらいの頻度で人事評価のタイミングがあると思うが、そのたびに「何をやったっけ…」と思い出すのが地味に大変だった。それをスキルとして仕組み化した。
なぜ作ったか
業務内容と職務経歴書の間に乖離が起きやすい、というのが一番の課題だった。
日々の業務をこなしていると、やったことを逐一記録するのは後回しになる。気づくと半年分の実績を一気に振り返ることになって、何を書けばいいかわからなくなる。人事評価は会社のルールとして行われるが、その内容をそのまま経歴書に転記できるわけでもない。評価用の粒度と経歴書用の粒度は違うので、適切に整理し直す必要がある。
この「整理し直す」部分が面倒で放置しがちだったので、スキルに任せることにした。
どうやっているか
2つのスキルを順番に使う流れになっている。
まず評価整理スキルで、業務の棚卸しをする。日報やプロジェクトの記録、PRの履歴などを入力として渡すと、評価に適した形式で実績を整理してくれる。
次に経歴書更新スキルで、整理した内容を職務経歴書に反映する。このとき「どのような観点で、どの企業に対して提出する経歴書なのか」という文脈を渡すのがポイント。同じ業務実績でも、提出先や目的によってピックアップすべき内容や書き方が変わる。たとえばバックエンド寄りのポジションに応募するなら、インフラやAPI設計の経験を厚めに書くし、マネジメント寄りなら技術選定やチームリードの話を前面に出す。
Claudeはこの文脈に沿ったフィルタリングと言語化がかなり得意なので、1から手作業でキーボード入力するより精度が高いアウトプットが出る。
やってみての感想
生産性の面では明らかに改善した。以前は評価時期になるたびに憂鬱だったが、スキルに流すだけで下地ができるので、あとは微調整するだけで済む。
それと想定外のメリットとして、経歴書以外への転用が効くことに気づいた。エンジニアとして外部発信や交流をする場面で、「自分が何者で、どのような経験があり、どの分野に強みや知見があるのか」をまとめておく必要がある。カンファレンスのプロポーザルやSNSのプロフィール、勉強会での自己紹介など、使い回せる場面は多い。
継続的にAIを使って自分自身の業務内容や実績を振り返りつつ、経歴に反映させていくのは、かなり生産的な取り組みだと感じている。キャリアの棚卸しを定期的にやる習慣がつくこと自体にも価値がある。