OpenAIのCodexデスクトップアプリを試してみた
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OpenAIから==Codexのデスクトップアプリ(macOS版)==がリリースされた。もともとCodex CLIは使っていたので、デスクトップアプリがどんな感じか気になって早速入れてみた。
何が変わったのか
Codex自体は以前からCLIやIDEの拡張機能として使えていたけど、今回は専用のmacOSアプリとして出てきた。公式の説明では「エージェントのコマンドセンター」という位置づけらしい。
主な特徴はこのあたり:
- 複数のエージェントを同時に走らせて並列で作業できる
- プロジェクトごとにスレッドが分かれていて、コンテキストを失わずにタスクを切り替えられる
- 各エージェントがworktreeで独立したコードのコピーを持つので、メインのコードベースに影響しない
- エージェントが最大30分間自律的に動いて、完了したコードを返してくる
- CLIやIDE拡張のセッション履歴や設定をそのまま引き継げる
スキルとオートメーション
面白いなと思ったのがスキルという仕組み。.agents/skillsにスキルを置いておくと、コード生成以外のタスクもCodexに任せられるようになる。オープンソースのスキルライブラリには、Figmaデザインの実装、Linearのプロジェクト管理、Cloudflare/Netlify/Vercel へのデプロイ、画像生成、PDF・スプレッドシート・docxの作成とかがある。
オートメーション機能もあって、スキルとスケジュールを組み合わせて定期実行ができる。結果はレビューキューに入るので、後からまとめて確認できる。
裏側のモデル
今回のアプリはGPT-5.2-Codexというモデルで動いている。長時間のタスクでコンテキストを圧縮する機能や、大規模なリファクタリング・マイグレーションへの対応が強化されているらしい。
料金
期間限定でChatGPT FreeとGoプランにもCodexが含まれるようになったとのこと。Plus、Pro、Business、Enterprise、Eduプランはレートリミットが2倍に。利用にはウェイトリストへの登録が必要。
触ってみた感想
CLIと比べると、複数エージェントの管理が圧倒的に楽。CLIだとターミナルのタブを行き来していたのが、アプリ上で一覧できる。プロジェクトごとにスレッドがまとまっているのも見通しが良い。
worktreeで各エージェントが独立して動くのは安心感がある。「このブランチで試しにやらせてみて、ダメだったら捨てる」みたいな使い方がやりやすい。
スキルの仕組みは可能性を感じる。コード書くだけじゃなくて、デプロイやプロジェクト管理まで一気通貫でエージェントに任せられる方向に向かっているのがわかる。
一方で、Windows版はまだ開発中らしいので、Windowsメインの人はもう少し待つ必要がある。あと、ウェイトリスト制なのですぐに使えるかは運次第。
全体的に、CLI版を使っていた人なら乗り換える価値はあると思う。
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